1年前までは当たり前だった 5キロ2000円台

新米が出ても続く価格の高騰。ほんの1年前まで、5キロ2000円台が当たり前だったコメの価格は、今年3月から4000円台に。備蓄米の放出で一旦は下がりますが、いま再びあがっています。

小泉農水大臣はことし7月、こう話していました。

(小泉進次郎農水大臣)
Q.大臣が考えるコメの適正価格は?
「農家の努力が報われる価格にしなければならない。多くのコメ農家が大体(適正価格は)3000円台という認識を持たれている」

9月2日には…

(小泉農水大臣)
「農水省の推計では、順調にいけば56万トン追加で出てくる。新米が出てきてから1年の全体の総量として、どれくらい見込まれるか考えれば、一定の価格の落ち着きにつながり、コメの安定価格の実現。安定供給に向けて正常化への一歩につながる可能性はある」