原発事故で被害を受けた住民たちが、国と東京電力を訴えている生業訴訟第2陣について1日、原告団が裁判所に対し、結審を延期するよう申し入れたことを明らかにしました。
この裁判は、福島県内の住民らおよそ1600人が、国と東電に対して損害賠償などを求めたもので、8月に結審する見通しでしたが直前に延期されていました。
原告団によりますと、2年半ほど審理を担当した裁判官が家庭の事情で急に退官したことが延期の理由だということです。
一方で、裁判長を含む他の裁判官2人は、4月以降に着任したばかりで、審理に関わった期間も短いため、原告団は結審を延期して、現地進行協議と原告本人尋問を追加で行うよう裁判所に求めました。
次の期日は12月1日で、申し入れを採用するかどうかも判断される予定です。
注目の記事
柏崎刈羽原発 再稼働容認へ…花角新潟県知事が繰り返す『信を問う』姿勢に“変遷”は「私はこの7年間、判で押したように同じことしか言っていません」

謎の恒星間天体「3I/ATLAS」の新画像 NASAが複数公開「宇宙人・地球外生命体の関与」は否定

「家族がクマに襲われた。血が出ている」クマが突如 頭上の木の上から…顔咬まれた女性は家に駆けこみ…

あま~い誘惑…「別腹」の正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい気持ちに打ち勝つには?医師が解説

【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】









