佐賀県警の科捜研で7年間にわたりDNA型鑑定の結果がねつ造されていた問題です。

佐賀県議会はきょう、第三者の調査を求める決議案を全会一致で可決しました。

佐賀県 大場芳博議員
「不正行為が明らかになったことは県議会としては甚だ遺憾であり到底看過できるものではない」


佐賀県議会は2日午前、最終日の本会議で佐賀県警の科捜研が7年間にわたりDNA型鑑定の結果をねつ造していた問題について第三者の調査を求める決議案を提出しました。

この問題をめぐっては佐賀県警の福田英之本部長は再三にわたり「第三者委員会による調査の必要性はない」との見解を示していました。

提出された決議案には、独立性、透明性、専門性を備えた第三者による調査のほか組織風土の改善などが盛り込まれていて、県議会は全会一致で可決。