大分県内の景気動向について、日本銀行大分支店は「緩やかに回復している」などとして、2年1か月ぶりに判断を引き上げました。
日銀大分支店は経済指標や企業へのヒアリングをもとに、10月の景気動向を発表しました。それによりますと、総括判断は「一部に弱めの動きがみられるが、緩やかに回復している」として、2年1か月ぶりに判断を引き上げました。
需要や生産などに関する主要7項目のうち6項目は判断を据え置いた一方、「鉱工業生産」は、電子部品や化学業界で海外での在庫調整が進み、生産が改善されたことなどから「横ばい圏内の動きとなっている」と1年7か月ぶりに判断を引き上げました。
先行きについては、「物価や賃金、海外経済の動向が家計の消費マインドや企業に与える影響に注視が必要」としています。
  













