愛媛県松山市内の小学校で2日、プロの落語家による出張公演が開かれ、子どもたちは落語の魅力に触れていました。

松山市立石井小学校を訪れたのは、落語家の春風亭昇也さんと桂米輝さんの2人。
4年生およそ170人を前に落語を披露しました。

このイベントは、話術や身振り手振りを駆使し聞く人を楽しませる落語を通じて、子どもたちに言葉のもつ力を感じてもらおうと、松山市と地元メディアで作る実行委員会が企画しました。

子どもたちは「うどんをすするしぐさ」のコツを教えてもらい、早速その成果を披露します。

(児童)
「ちょっと失敗しちゃったところもあったけど、みんなが笑ってくれたので良かった」
「おおげさにやって色んな人に伝わるようにしているのがすごいなと思った」

春風亭昇也さんらは3日も市内3つの施設で出張公演を行うほか、4日は松山市民会館で開かれる「まつやま落語まつり」に出演します。