都内の不動産会社から営業秘密にあたる顧客データを不正に持ち出したとして、警視庁は元社員の男3人を逮捕しました。
不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・品川区の不動産会社「あすか地所」の元社員・礒辺和希容疑者(32)、斎藤翼容疑者(30)、後藤良太容疑者(33)です。
3人は去年4月、「あすか地所」の営業秘密にあたる顧客データを不正に持ち出した疑いなどがもたれています。
礒辺容疑者と斎藤容疑者は2020年に「あすか地所」から独立し、別の会社を設立していて、当時「あすか地所」の社員だった後藤容疑者を通じ、顧客データを入手し、不動産売買の営業電話をかけていたということです。
去年4月に「あすか地所」が警視庁に相談し、3人の関与が判明しました。
取り調べに、礒辺容疑者と斎藤容疑者は「どういった経緯で入手した情報なのか分からない」などと容疑を一部否認し、後藤容疑者は容疑を認めているということです。
警視庁は3人がこれまでに1万5000件ほどの顧客データを不正に入手し、不動産売買に使用していたとみて、調べています。
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