野生チンパンジーの研究で知られ、環境保護にも尽力したイギリスの霊長類学者、ジェーン・グドールさんが亡くなりました。91歳でした。
ジェーン・グドール研究所は1日、グドールさんが講演ツアーのため滞在していたアメリカ・カリフォルニア州で亡くなったことを確認したと発表しました。91歳でした。
グドールさんは1934年、ロンドンで生まれ、26歳のときに東アフリカのタンザニアで野生チンパンジーの研究を開始。チンパンジーが道具を使うことや、集団行動など複雑な社会性をもつことを発見しました。
道具を使う能力は人類固有とされていましたが、この発見により、人類と動物の関係が見直されるなど霊長類研究に大きな功績を残しました。
また、個体に番号ではなく名前をつけ、個性や感情を持つ存在として観察したことが、当時の学界に大きな衝撃を与えました。
その後はドキュメンタリー専門「ナショナルジオグラフィックチャンネル」の番組などに出演し、映像や著作を通じて霊長類学を広めたほか、環境保護や気候変動への取り組みにも力を注ぎ、2002年には国連平和大使に任命されました。
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