再生可能エネルギーの普及に向けてカギを握るとされている「家庭用蓄電池」をめぐる競争が激化しています。
記者
「ドライヤーもケトルも動かしている大容量の蓄電池、簡単に持ち運びもできるんです」
アメリカのスタートアップ企業、「ゼンデュア」が開発したのは、持ち運び可能な次世代蓄電池。家庭用コンセントから4.5時間ほど充電することで、1人暮らしの1日分の消費電力(6.4kWh)を供給することができるといいます。この蓄電池で使われているのは、リチウムイオン電池の電解液をゲル状にした「半固体電池」という電池だといいます。
ゼンデュア・ジャパン 小原祐樹 代表取締役
「半分個体という素材になっているため、外部から損傷を受けた場合もすぐに発火したり大きな発熱をしたりしにくい素材」
価格は未定で、来年春から国内で売り出される予定です。
再生可能エネルギーの普及のカギを握ると言われている家庭用蓄電池をめぐっては、参入する企業が相次いでいて競争が激しくなっています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









