プロ野球中日ドラゴンズの守護神、松山晋也投手(25=八戸学院大、七戸町出身)が初のセーブ王を獲得した。
1日巨人戦では登板機会がなかったが、セ・リーグ記録の46セーブで並ぶ巨人マルティネスも登板機会がなく、最多セーブ投手のタイトルを分け合った。去年の最優秀中継ぎ投手に続いて、リリーフ投手として勲章を手にした右腕。高校・大学時代は全国大会とは無縁で、知名度は決して高かったとはいえない存在だ。育成からはいあがり、球界を代表するクローザーとなった道のりを大学時代を知る新沼舘貴志監督の証言をもとに紐解く。