近年、ニーズが増えている外国人労働者の雇用についてです。
手続きを窓口で相談できる「雇用サポートデスク」を、青森県が青森市に開設しました。

外国人材雇用サポートデスクは、県が青森市のアスパム2階に開設しました。職員は2人いて、採用までの手続きや費用、それに受け入れに関わるノウハウなどをアドバイスします。

1日はさっそく、アジア圏への販路拡大に向けて雇用を検討している青森市の水産卸売業者の担当者が相談に訪れました。

青森魚類 神雄彦さん
「宗教や(日本人と)違う部分は考えなければならないが、そんなに難しいことではなく、会社側の受け入れ体制をしっかりすれば問題ないと、きょう確認できたのでとても良かった」

県内で外国人労働者が働く事業所は2024年10月末時点で1000を超え、その人数は過去最多の6190人となっています。

県が2024年12月に行った実態調査では、外国人労働者を雇用していない事業者のうち6割ほどが、今後雇用を検討したいとしています。

サポートデスクでは、平日午前10時~午後5時まで無料で相談でき、職員が出張セミナーや事業所への巡回相談もする予定です。