県と沖縄JTBは、空港などの観光案内所に、多言語で接客できるAIコンシェルジュを10月1日から試験的に導入しました。
県などが観光庁の補助事業を活用して試験導入したのはデジタルサイネージ型のAIコンシェルジュで、那覇空港の国内線と国際線、旭橋のバスターミナル内にある観光案内所にそれぞれ2機ずつ設置されました。
▼観光客とAIアバターのやりとり
「観光のこと、何でも質問してくださいね」
「オリオンビールTシャツってどこで買えるの?」
「わしたショップ那覇空港店などで購入できます」
アバターの音声による応対は、日本語・英語・中国語など5か国語、文章による応対は20か国語以上に対応していて、QRコードを読み込むことで旅行中にも文章による案内サービスを受けることができます。

▼観光客
「人との観光案内だと紙しか媒体がないと思いますけど、その場で地図とか(リンク先が)出てきて便利」
▼県観光振興課 金城達雄班長
「対応しなければいけない言語もどんどん増え、案内業務の負荷がかかっている」「問合せ対応も増えていますので、業務効率化につながればと思い今回、AIコンシェルジュを導入することに試験的に決めました」
実証期間は、来年1月末までの予定です。