大分市の情報科学高校で交通安全教室が開かれ、プロのスタントマンが自転車事故の瞬間を再現して交通安全を呼びかけました。
この教室は交通安全の意識を高めてもらおうと、県警が県内の高校を対象に実施しています。

1日行われた大分市の情報科学高校は全校生徒およそ550人のうち7割が自転車通学です。教室では自転車がトラックに巻き込まれる事故や傘さしなどの危険な運転をスタントマンが再現しました。
(高校生)「交通事故っていうものがいかに身近にあって、いつ自分が加害者になるか、被害者になるかもわからないので、すごく危機感を持ちました」「ヘルメットも必ずつけたりして、ながら運転はしないように心がけたいと思いました」
県内では今年に入って8月までにけがを伴う自転車事故が188件でこのうち、高校生の事故は46件となっています。