<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
「10月4日に行われる明治安田J1リーグ第33節、清水エスパルス対FC東京。きょうはこの重要な一戦を前にエスパルスのGK梅田透吾選手がスタジオに来てくれました、梅田選手、よろしくお願いします!SBSテレビの生出演は初めてになると思います。しかもニュース番組ということで普段とは違う環境になりますが、試合前の心境と重なる部分はないですか?」

<清水エスパルス 梅田透吾選手>
「ザ・ニュース番組というか、すごく緊張します」

<水野キャスター>
梅田選手のプロフィールです。ゴールキーパー梅田透吾選手・25歳。静岡県駿東郡長泉町の生まれで、エスパルスユース出身の選手です。加入2年目の2020年、コロナ禍でJ1デビュー。岡山への武者修行、前十字靭帯断裂の大ケガを乗り越え、2025シーズン、アイスタで5年ぶりにJ1出場を果たすと、水を得た魚のようにビッグセーブを連発し、勝利に貢献しました。エスパルスの新たな守護神として、守備陣をけん引しています。
「まずは5年ぶりのJ1出場となった横浜FC戦、色々なことが頭を巡ったかと思いますが、どんなお気持ちでした?」

<梅田選手>
「とにかくやるしかないという気持ちはありましたし、長く試合に出ることがなかった時期を経ての出場だったので、とにかくチームが勝ってくれればというか、チームが勝つように自分はやれればという気持ちでやりました」
 
<水野キャスター>
「皆さんの歓声、自分の名前が呼ばれることはいかがでしたか」

<梅田選手>
「とりあえず嬉しいので、やっぱり応援していただくことは夢でもあったので、それをまずはそこの試合で叶えられたのはとても良かったというか嬉しかったです」

<水野キャスター>
「そこからスタメンを勝ち取ると、リーグ戦9試合連続出場。そのうち無失点におさえた試合は6試合と抜群の安定感を披露されています。ズバリ、好調の要因は?」

<梅田選手>
「初めてじゃなくて、出始めたのがいい入り方ができたのは一つ大きなポイントかなと思いますし、そこからいい流れを続けられたのも、自分が続けていくようにトレーニングをしましたし、それが結果となって出てきてくれたのがよかったなとは思います」

<滝澤キャスター>
「特に直近のアイスタのゲーム、浦和レッズ戦では神セーブを連発しました。私、僭越ながら3つのセーブをチョイスさせていただきました。鋭いシュートでしたが、これは触っているんですよね?」

<梅田選手>
「ディフェンスはいたので、もうあそこの隙間を抜けてくるシュートだとは思っていたので、ホントそこにどこまで対応できるかっていう準備をした上で止められました」

<滝澤キャスター>
「絶妙なセーブでした。後半の至近距離でゴールを阻みます。梅田選手が止めるんです。これは意識的に止めたゴールですか?」

<梅田選手>
「そうですね。飛び込みすぎず面を作って待つ方が止められる可能性が高いと思って、それが出てよかったです」

<滝澤キャスター>
「体を大きく広げましたが、そして最後はサッカー元日本代表・中島翔哉選手のシュートをブロック!ボールは追えてましたか?」

<梅田選手>
「追えてました。もう頑張ったって感じです」

<滝澤キャスター>
「これはどういうふうにそれを意識してボールに飛びついていくんですか」

<梅田選手>
「あまり考えてないですね」

<滝澤キャスター>
「本能の部分と意識的な部分がうまく融合しているということになると思いますけども、生え抜きの選手の活躍に喜んでいるサポーターも多いと思いますが、そんなサポーターのためにも次のアイスタ決戦は重要な試合です。エスパルスは現在勝点40で11位。今シーズンの目標は10位以内なので、この試合で勝利すれば10位のセレッソ大阪に勝点で並ぶ可能性があります。ずばり、勝利のポイントをどう考えますか?」

<梅田選手>
「とにかく上を目指したサッカーをするというのは第一条件だと思いますし、それにともなって自分は守るのが仕事なので、0に抑えれば負けることはないので、そこの仕事をどこまでチームとしてやれるかがポイントになるかなと思います」

<滝澤キャスター>
「テレビを見ているサポーターもいっぱいいると思います。改めてサポーターへのメッセージをお願いします」

<梅田選手>
「残り少ない試合数になりましたけど、だからこそもっともっと戦わなきゃいけないと思っていますし、もっともっと上の順位を目指さなきゃいけないと思っているので、まずは次の試合のFC東京戦を全力で勝ちにいきます。応援していただきたいですし、ぜひスタジアムに足を運んで、一緒に戦っていただけたらなと思います。よろしくお願いします」

<滝澤キャスター>
「きょうのゲストは清水エスパルス・梅田透吾選手でした。ありがとうございました!!」