大分県内でインフルエンザの患者が一部の地域で急増し、早くも流行入りの目安を超えました。県は局所的な流行かどうか見極めたいとしています。

県によりますと、9月28日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は前の週から3倍以上に増え、1医療機関当たり1.52人でした。

昨シーズンより1か月ほど早く、流行期入りの目安となる1人を超えましたが、県は局地的な流行かどうか見極めたいとしています。

保健所別では中部が10.75人で注意報基準の10人を超え、南部が1.6人、大分市が1.59人など感染状況にばらつきがみられます。

一方、新型コロナの患者数は3週連続で減少したものの依然、県の注意報水準を上回っています。