日本郵便の配達員の不適切な点呼問題をめぐり、国交省は、大分県九重町の郵便局2カ所で軽自動車の使用を停止する処分としました。
行政処分を受けたのは九重町の南山田郵便局と、野上郵便局です。

日本郵便をめぐっては、飲酒の有無などを確認する「点呼」が適切に実施されていなかったとして、国交省が配送用のトラックなどおよそ2500台の運送事業の許可を取り消しました。
さらに配送などを担う軽自動車についても不適切な行為があったとして、国交省は1日、全国111カ所の郵便局に対し軽自動車の使用を停止する追加の処分を行いました。この処分で南山田郵便局で1台が158日間、野上郵便局で1台が全国で最長の160日間、使用できなくなります。