犬との触れ合いを通じて、ストレスの緩和などを図るドッグセラピーです。

岡山県備前市の高齢者施設が、中四国で初めて「VR=仮想現実」の技術を活用したドッグセラピーを導入し話題を呼んでいます。

【画像①】

VRで犬にエサを与える!その名は「いつでもワンちゃん」

「持ってきて!はい!ちょうだい。はい、ありがとう!」

備前市の老人ホームです。利用者が専用のゴーグルをかけて触れ合っているのはVR=仮想現実の世界の「犬」です。

「おとなしいね。かしこいワンちゃん」

(黒住聡丈記者)
「あ、来た!よしよしよし」

犬は手を叩くと近づいてきて、エサを与えることもできます。

【画像②】

東京のIT企業が開発した、「いつでもワンちゃん」です。

ストレスの緩和だけでなく、脳への刺激によって認知症の進行の予防などにも効果があるとされるドッグセラピー。しかし、実際に犬を飼うのは慢性的な人手不足に悩む介護業界では、ハードルが高いといいます。