高知市議会9月定例会が閉会し、市の施設の使用料などを改定する議案が賛成多数で可決されました。
高知市議会9月定例会には、一般会計の総額でおよそ1億9400万円の補正予算案を含む、68議案が提出されていました。このうち物価高などの影響を受け、施設の使用料や行政サービスにかかる手数料を改定する議案が賛成多数で可決されました。

(高知市 桑名龍吾 市長)
「使用料・手数料の改定につきましては、なぜ改定するのかといった背景や趣旨について、できるかぎり多くの市民のみなさまにご理解をいただけるよう引き続き周知に努めてまいります」
2026年4月1日に施行され、高知市が管理・運営する64施設の使用料が改定されることになります。具体的にはかるぽーと大ホールの貸し出し料が3万7350円から4万6680円に、火葬場の使用料が2万円から2万5000円になります。ところで2026年度当初予算案の編成に向けた「事業の見直し」について、桑名市長は「将来の高知市の姿を見据え、変えるべきところは変えるという強い覚悟のもと取り組みを進める」と述べました。