大相撲秋場所で横綱昇進後初の優勝を果たした大の里。地元の石川県津幡町役場には30日、地元のスターを祝福する懸垂幕が掲げられました。
大相撲秋場所で13勝2敗の結果を残し、横綱・豊昇龍との優勝決定戦の末、2場所ぶり5度目、横綱昇進後としては初の優勝を飾った大の里ですが、津幡町は祝福ムードに包まれています。

町民「初日からああいう相撲ですから今場所は優勝できると確信してました。私もうれしいし津幡近隣の方も100%大喜びで地元の宝です」「千秋楽ドキドキしましたけども勝ってくれてほんとうれしかった。令和の大横綱になっていただければ町民のほこりですから頑張って欲しい」
町役場では、大の里の懸垂幕が掲げられました。大の里の栄誉を称える懸垂幕はこれで10回目です。

矢田富郎町長らが見守る中、横綱昇進を果たしたとき以来の懸垂幕が掲げられました。千秋楽に優勝が決まってから発注したということで、初めて「第75代横綱」の文字も記されました。
津幡町・矢田富郎町長「横綱になって初めての優勝ということで我々としてもほんとにうれしいありがたいそんな優勝だったと思う。わが町のまさにエース。(懸垂幕が)10回が20回になっても30回になってもありがたい」
懸垂幕は、大相撲九州場所の番付が発表される11月27日まで掲げられる予定だということです。