アメリカ軍再編に関わる訓練移転に合わせて、東北防衛局が実施している三沢基地周辺の騒音の測定調査の様子が公開されました。
東北防衛局では、2007年からアメリカ軍再編に関わる訓練移転に合わせて騒音の測定調査をしています。
調査は、9月25日からの日米共同訓練にあわせてはじめ、訓練が終わる10月10日までの期間で、三沢基地周辺の8つの地点で1日に2か所ずつ、機種やピークの時の騒音レベルの記録を行います。
このうち、30日の調査は三沢市岡三沢で行われ、日米共同訓練を行う機体の騒音レベルは、ピークの時も通常の三沢基地の騒音レベルとほとんど変わらないということです。
防衛省 浜崎貴宏 防音対策課長
「これまでの訓練移転の騒音の量、通常の三沢基地における騒音の量とそれほど差がないということで訓練が続けられていると思っています。自治体の方々、住民の方々が騒音の増大に対するご懸念をお持ちなことは、我々も十分認識しておりますので、騒音状況の把握に努めたい」
調査結果は、年内に県や三沢基地周辺の自治体に届けられます。