島根県出雲市の県道で、酒を飲んだ状態で車を運転したとして、バスドライバーの男が警察に現行犯逮捕されました 。男は、乗用車と衝突事故を起こしていました。
酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕されたのは、出雲市の運転手の男(56)です。
出雲警察署によりますと、男は30日午前7時45分ごろ、出雲市斐川町の県道で酒を飲んだ状態でマイクロバスを運転した疑いがもたれています。
男は、県道から国道9号に向かって右折しようと右折レーンを走行している時に前方の乗用車に追突したため「車にあたりました」と出雲警察署に通報。
現場に駆け付けた警察官は、男から酒のにおいがしたため呼気検査を行うと、呼気1リットルあたり基準値の0.15ミリグラム以上のアルコールが検出され、男をその場で逮捕しました。
当時マイクロバスは、会社への送迎途中で、男を含めて大人8人が乗っていましたが、追突された乗用車の運転手含め、けがをした人はいませんでした。
調べに対し男は「お酒が残っているとは思わなかった」と容疑を否認しているということです。
警察は、男の飲酒先や飲酒量など、詳しい調べを進めています。