農作業事故を未然に防ごうと、青森県六戸町で農家を集めた講習会が開かれ、町が機械の安全な使用などを呼びかけました。

講習会は、六戸町の農業委員会が主催し、金矢地区と岡沼地区から約50人の農業従事者や経営者が集まりました。

農作業の安全を担うアドバイザーの斎藤正さんから、事故防止や安全な作業ポイントが説明されました。

27日には、藤崎町で稲刈り作業中の女性が農業機械の下敷きになり死亡するなど、農作業中の事故は後を絶ちません。

講習会では、死亡事故は65歳以上の高齢者の割合が高いほか、農作業中の事故は建設業の3倍多いと説明されました。

参加者
「安全作業に従事して、周囲全部を確認してからの作業を行いたい」

「今までは、夫だけが草刈り機を使っていたが、私も協力して、けがの無いようにがんばっていきたい」

県内では2024年、農作業中の事故は16件あり、このうち7人が死亡しています。