28日夜遅く、宮城県川崎町内の廃業したホテルで、複数の客室を焼く火事がありました。このホテルでは4年前にも客室が焼ける不審火が起きています。

28日午後11時すぎ、川崎町前川で「ホテルの1階から4階が燃えている」と付近の住民から119番通報がありました。消防がポンプ車など10台を出して消火にあたり、火はおよそ2時間40分後に消し止められ、けがをした人はいませんでした。

火事が起きたホテルは2008年に廃業した「青根温泉エコーホテル」で、2021年12月にも3階の客室1室を焼く不審火が起きています。
今回の火事では3階と4階のあわせて3部屋の客室が焼けていて、4年前の火事で焼けた客室も含まれているということです。

消防によりますと、このホテルは現在、電気契約はしておらず、電気は通っていないということで、警察が不審火とみて火が出た原因を調べています。