愛媛県愛南町では、鮮やかな色の貝殻が特徴で年末年始の贈答用として人気が高いヒオウギ貝の出荷作業が始まりました。

 ヒオウギ貝はオレンジなどの鮮やかな貝殻が特徴の二枚貝で、愛南町の漁協では養殖期間やサイズなどの基準を設け、「愛南ヒオウギ」というブランド名で出荷しています。
 漁協にはこの日、生産者たちが集まり、1年半ほどかけて9センチほどに育てた貝を手際よく箱詰めしていました。

 愛南町のヒオウギ貝は天然の稚貝から育てるのが特徴で、今年は貝のサイズが大きく肉付きも良いということです。贈答用のヒオウギ貝の出荷作業は年内いっぱい続き、漁協では500ケースの出荷を見込んでいます。