京都府綾部市では、秋の味覚「丹波栗」の出荷が最盛期を迎えています。

 大粒でツヤのある実が特徴の丹波栗。収穫作業は毎年涼しくなったこの時期に行われ、落ちた栗をひとつひとつ手作業で籠の中に入れていきます。

 イガから取り出された栗は表面の傷などを厳しくチェックしたあと、箱に詰められていきます。

 今年は猛暑の影響が心配されましたが、8月上旬に適度な雨が降ったため例年通りの品質だということです。

 (農家 山下啓二さん)「皆さんが喜んで食べてくれるとうれしいですね。作ったかいがあります」

 収穫作業は10月中旬まで続き、主に京都方面へ出荷されるということです。