9月に福岡県大野城市の市長に就任した堤かなめ氏が市議会で所信表明を行い、中学校の給食を現在の選択制から全員制に移行するための検討を進めていく考えを示しました。

29日午前、大野城市議会の9月定例会が開会し、補正予算案など32の議案が提出されました。

また、9月7日に実施された市長選挙で初当選した堤かなめ市長が所信表明を行い、公約で掲げた中学校給食の「全員制」への移行を検討していく考えを示しました。

大野城市 堤かなめ市長
「成長期の子供たちに十分な量と栄養バランスのとれた学校給食を全員に提供する必要があると考えています」


会期中には自民党と公明党の市議などが給食のあり方を検討する調査特別委員会を設置するための関連議案を提案し、採決が行われる見通しです。

9月定例会は、10月31日まで開かれます。