鹿児島市議会9月定例会の最終本会議がきょう29日開かれ、小中学校の体育館に空調設備を初めて設置するための費用などを盛り込んだ補正予算案が可決されました。

29日の最終本会議では、およそ23億5200万円の補正予算案など、議案25件が可決されました。

補正予算には、災害時に避難所に指定されている小中学校の体育館に空調設備を設置するための費用、3700万円余りが盛り込まれました。

鹿児島市立の小学校で体育館に空調設備がついている学校はなく、大明丘小や西田小など小中学校10校に来年度以降、設置する方針です。

このほか、先月の台風で被害を受けた和田川周辺の災害復旧費などとして、7億900万円余りが盛り込まれました。

9月定例会は28日間の会期を終えて閉会しました。