ことしは日韓国交正常化60周年です。毎年恒例の日本と韓国の文化交流を深めるイベントがきのう、都内で始まりました。

きのう始まった「日韓交流おまつり」。食べ物から学生交流までさまざまなジャンルのブースが設けられ、多くの人でにぎわいました。

学生交流に参加した高校生
「韓国の文化とか、K-POPだけではなくて、歴史や政治のことも学びたい」

開会式には、おととい来日し、着任したばかりの韓国の李赫駐日大使も姿を見せました。

韓国 李赫駐日大使
「とにかく韓日関係を前進させること。李在明大統領が就任して以来、非常に良い雰囲気が形成されている」

また、夕方からは日韓のアーティストがパフォーマンスを行いました。

出演者の一人、住田愛子さんは日韓合同オーディションに出演したほか、韓国の歌番組で日本の楽曲を歌唱し反響を呼んでいます。

歌手 住田愛子さん
「国や言語は違えど、人間みんな一緒だと思ってるので、私の込めた思いが少しでも伝わればいいなという気持ちでいつも歌っています」

住田さんは、国境を越えて誰かの心に寄り添う歌を届けたいと語りました。

「おまつり」は、きょうまで行われています。