パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルのネタニヤフ首相が国連で演説を行いましたが、各国の代表が相次いで退席したほか、国連周辺では1000人以上が参加する抗議デモも行われました。
パレスチナ自治区ガザで攻撃を続けるイスラエル。26日も最大都市ガザ市などで攻撃があり、ガザ全土で60人が死亡したと伝えられています。
そんななか、アメリカ・ニューヨークで開かれている国連総会で一般討論演説に臨んだイスラエルのネタニヤフ首相は。
イスラエル ネタニヤフ首相
「恐ろしく間違ったことをした。あなた達の恥ずべき決断は、ユダヤ人や罪なき人へのテロを助長するだろう」
フランスやイギリスなどが相次いでパレスチナを国家承認したことを、「狂気の沙汰」などと厳しく非難しました。
しかし、ネタニヤフ首相の演説をめぐっては…。
記者
「ネタニヤフ首相が壇上にあがると、一斉に各国の代表が席を立ち始めています」
演説が始まる際、複数の国の代表が抗議の意を示して相次いで席を離れました。ワシントン・ポストによると、50か国以上、100人以上が退席したということです。
一方、イスラエルの支援者はネタニヤフ氏を拍手で迎え、会場は異様な空気に包まれました。
また、マンハッタン中心部では、「戦争犯罪者がこの街にいる」などと批判する1000人を超える参加者のデモも行われました。
抗議デモ参加者
「何十万人もの子供たちの殺害を正当化し、防衛行為だと偽装しようとする姿は吐き気がする。腹立たしい限りだ」
一方、イスラエル政府も、ガザへの攻撃の正当性を主張するキャンペーンを行いました。ネタニヤフ氏は演説中、QRコードを右胸につけていました。読み込むと、おととし10月7日にイスラム組織ハマスがイスラエルを攻撃した際の被害を伝えるサイトに繋がり、街中ではそのQRコードが記されたトラックが走る様子もみられました。
ネタニヤフ氏は週明けにトランプ大統領と会談する予定で、引き続き自身の政策への支援を求めるものとみられます。
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