今、人気が急上昇している「ハラミ」。比較的お安く、ヘルシーでうまみもたっぷり!
スーパーでも多く見かけるようになりましたが、せっかくなら最高の状態で食べたい!
「食べログ焼肉百名店」6年連続受賞の高級店、新宿「焼肉 大貫」の植松 郷店長に、“スーパーで買ったハラミ肉”を格上げする、美味しい焼き方を教わります。

「焼き方」で美味しさが変わる!極上「ハラミ」焼肉

まずは「ハラミ肉」の選び方。
スーパーなどで選ぶ時は▼サシ(脂肪)が程よく入っている▼ドリップが出ていないものを選ぶのがポイントだそうです。

今回は生放送のスタジオで“生”焼肉。
100g600円ほどの、スーパーで普通に売られているアメリカ産のハラミを用意しました。

【極意その1】
『ホットプレートの温度は230℃に設定(フライパンの場合は強火)』

お肉のうまみを逃がさない高温で焼くのが鉄則。
ホットプレートにのせるときは、「肉は少量ずつ真ん中に」のせます。
大量に乗せてしまうとホットプレート自体の温度が下がってしまうので、欲張らず少量ずつ焼きましょう。
「脂身が多い面から焼く」と、よりジューシーに仕上がります。

【極意その2】
『ひっくり返すタイミングは、肉の表面にうっすら“汗”が出てきてから』

肉の厚みなどにもよりますが、2~3分が目安です。
はじめから何度もひっくり返すと、この重要なタイミングを見逃してしまいます。

恵俊彰:
ひっくり返すのは1回だけなんだ!もういいかなって何度もひっくり返してました。

十分に片面に焼き色がついてからひっくり返し、裏面もじっくり焼き上げます。
ハラミは横隔膜なので、ホルモン系です。中までしっかりと火を通しましょう。

最後にトングで肉を挟んで、側面にも香ばしく焼き目をつけます。

新宿「焼肉 大貫」植松店長:
横もパリッと焼いて食感を際立たせます。

全面香ばしく焼きあがったところで、最後の極意が・・・

【極意その3】
『皿の上で1分寝かせる』

この1分の我慢が大事!余熱で火を通し、肉汁をぎゅっと閉じ込めます。

試食したスタジオメンバーは・・・

井上咲楽:
「すっっっっごく美味しいです。信じられない!」

小林よしひさ:
「うん!違う!!サクッとして、中はレア感があるけどちゃんと火は通ってる。いつも焼き過ぎてたので、この1分待つのは重要ですね。タレもさっぱりコクがあって美味しい」