逆転でのCS進出へ大きな正念場を迎えている楽天イーグルス。9月25日の夜、首位・ソフトバンクとのカード2戦目に臨みました。
大逆転でのCS進出へ求めるのは勝利のみ。

総力戦のシーズン終盤、先発で起用されたのは1か月ぶりの一軍登板となる瀧中投手。1回いきなりピンチを招きますが…打率リーグトップの柳町選手を内野ゴロに打ち取り、立ち上がりを0で切り抜けます。

すると打線はそのウラ、2アウト満塁と絶好の場面で6番・フランコ選手!
このチャンスを活かせず得点を奪えません。

何とか先制点を取って主導権を握りたい楽天、3回には1塁2塁とし再びフランコ選手。ここも内野フライに倒れ、ランナーを返すことができません。

打線の援護に恵まれず、我慢の展開が続きますが、瀧中投手は持ち味の緩急をつけたピッチングで6回を無失点。CS争い生き残りをかけた一戦で申し分のない結果を残しました。

7回、後を受けた2番手・鈴木翔天投手がランナー2人を背負うと…
打ち取った当たりでしたが黒川選手が送球エラー。ピンチが広がります。
この場面しのげるか…相手は優勝を射程に捉える首位・ソフトバンク。1つのミスが失点につながり、ついに均衡を破られます。

試合の流れを引き戻したいところでしたが6回以降はノーヒットに抑えられまさかの完封負け。楽天0対6ソフトバンク、痛恨の2連敗でCS進出が厳しい状況になりました。

パリーグ順位表です。3位オリックスとのゲーム差は5のまま、直接対決は4試合残っており負けられない戦いが続きます。一方ソフトバンクはマジック2となり9月26日にも宮城県でリーグ優勝が決まる可能性があります。楽天イーグルス、粘りを見せられるか、9月26日の夜もソフトバンクと対戦です。