金沢駅前の都ホテル跡地について、石川県の馳浩知事は「都市再生特別地区」の決定に向け、県としての役割を果たしたいと述べました。

都ホテル跡地をめぐっては、21日、馳知事や金沢市の村山卓市長と近鉄不動産の幹部が懇談し、近鉄不動産側から日本海側随一の高さを誇る官民複合ビルを建設する構想が示されました。

金沢駅前 都ホテル跡地

25日に開かれた県議会予算委員会で、馳知事は懇談の中身について「相手のあることなのでコメントは控える」と説明しました。

今後、高さや容積率などの規制にとわられない開発を可能とする「都市再生特別地区」に指定するか県が判断するにあたり、金沢市と連携しながら計画を確認し、「県としての役割を果たしたい」と述べました。