大分県は、総労働時間を維持すれば週休3日も可能とするフレックスタイム制を試験的に導入し、職員のワークライフバランスの充実を目指します。
大分県職員の勤務時間は、条例で1時間の休憩を含めて午前8時半から午後5時15分までの7時間45分と定められています。
県が9月29日から試験的に導入するフレックスタイム制は、午前7時から午後10時までの間であれば、個々人の事情に応じて柔軟に勤務時間を設定することができます。ただし、総労働時間の維持や、午前10時から午後3時までの全職員共通勤務時間=「コアタイム」が設けられています。
フレックスタイム制で子育てや介護などライフスタイルに合わせた働き方が可能になるほか、一日の勤務時間を長くする代わりに、休日を増やして週休3日とすることもできます。
対象となるのは、知事部局や県教育委員会の職員など約4300人で、県は半年間の試行で効果や課題を検証し、本格導入を目指します。