高齢ドライバーの交通安全意識を高め、交通事故を防ごうと100日間、無事故・無違反を目指す取り組みが始まりました。
「無事故・無違反チャレンジ100」は、高知市老人クラブ連合会に加入する高齢者150人が5人1チームとなり、100日間、無事故・無違反を目指します。25日は高知県警本部から県内在住で「チロちゃん」と呼ばれるYouTubeチャンネルを立ち上げ、情報発信しているチロちゃんばあちゃんに一日交通部長が委嘱されました。

(一日交通部長 チロちゃんばあちゃん)
「無茶をしないで、交通ルールを守っていただければ(事故や違反は)免れるんじゃないですか。各自が自覚して運転なさってほしいと思います」

県警によりますと、2025年、県内で発生した高齢者の人身事故件数は273件で、うち7人が死亡しているということです。このあと、無事故・無違反チャレンジに参加する人たちが、車両にステッカーを貼り付け、出発式が行われました。
(チャレンジの参加者)
「ふだんはバイクとか、月に2、3回車を運転している程度。ルールを守って急がずに、交通安全運動にできたらいいのかなと思います」

「無事故・無違反チャレンジ100」は、2026年1月2日(金)まで行われ、無事故・無違反だったグループは、2026年2月に表彰される予定です。