記録的な大雨で浸水被害が出た三重県四日市市の地下駐車場を、一見知事が視察しました。

四日市市のくすの木パーキングには、9月12日記録的な大雨によって大量の雨水が流れ込み、274台が水に浸かりました。駐車場の2か所の出入り口にあった電動式の止水板は、大雨の前から故障していて使えませんでした。
(三重・一見勝之知事)
「割れたんでしょうね。(車が)当たったんでしょうね。流れてきて」
きょうは三重県の一見勝之知事が現場をはじめて訪れ、四日市市の森智広市長らから被害状況の説明を受けました。
(一見知事)
「水の怖さを感じた。大きな車が動いていますし、線がくっきりついて(水が)ここまで来たかと。止水板で止めるしかない。その計画をしっかり作っていく」


一見知事は地下駐車場などの地下施設がある市や町に対し、すでに雨水対策の確認を呼びかけていますが、今後追加で止水板や排水ポンプなどの防水設備が機能するか、確認をするよう指示を出すということです。
くすの木パーキングの被害車両をいつ運び出すかはまだ決まっていません。

