あの「沖縄の味」が上場です。けさ、オリオンビールが東証プライム市場に上場しましたが、期待の高さから午後の取引に入っても初値がつきませんでした。

オリオンビールの東証プライム市場への上場は、沖縄県の企業としては7社目、製造業では初めてです。

朝から1株850円の売り出し価格に買い注文が殺到し、午後の取引に入り、午後1時半すぎになっても初値がついていません。

関係者によりますと、主に沖縄でのさらなる成長期待が背景にあるということです。

オリオンビール 村野一 社長
「身の引き締まる思い。私どもの一丁目一番地は、なんといっても県民に愛されるブランド。これからも県のために尽くしていきたい」

オリオンは上場で得た資金でビール事業の拡大や、沖縄本島北部などでのリゾート事業推進のほか、優秀な人材の獲得にもつなげたいとしています。