女子大学で共学化の動きが相次ぐ中、京都女子大学は新たに学部を設置するなどして、女子大の維持に取り組むと発表しました。

 70年以上の歴史がある京都女子大学。共学化を決める女子大が相次ぐ中、今年7月、「女子大学であり続ける」と“女子大学宣言”を発表。そして9月25日会見を開き、新たに「食科学部」や「経営学部(仮称)」などの学部を設置するなどして、より広い分野で活躍できる女性人材の育成に取り組み続けるとしました。

 (京都女子大学 竹安栄子学長)「女子大学教育は日本社会の持続的発展を実現するために、重要な人材を養成する教育機関である」

 新しい学部は2029年度までに開設される方針です。