福岡県は、大雨で床上浸水が確認された自治体に対して国の支援が受けられる災害救助法の適用を積極的に促す方針を示しました。

福岡県では、先月9日からの記録的大雨による被害額が220億円余りにのぼっています。

住居被害は20の市町で確認されていますが、住宅の修理費用などを国が支援する災害救助法が適用されたのは福津市のみにとどまっています。

これまでは被害が発生した際、県が市町村に災害救助法の適用の意向を確認し、要請があってから適用を検討していました。

福岡県はこの対応を見直し、今後は床上浸水が1件でも確認された場合、県が市町村に対して、より積極的に適用を促すとしています。