空き地となっている金沢駅前の旧都ホテル跡地の再開発をめぐり、土地を所有する近鉄不動産が「日本海側トップクラス」の高さを誇る官民複合ビルの建設を計画していることが分かりました。21日に近鉄不動産幹部や馳浩石川県知事らと懇談した金沢市の村山卓市長に、開発計画について直撃取材しました。

取材に答える金沢市の村山卓市長=23日、金沢市内

Q. 近鉄不動産の幹部らとどのような話を?
「都ホテルの跡地を通りながら、どういった建物ができればいいなという話をした。『日本海側で1番』という話はあるが今ビルを建てるのは非常にコストがかかる時代になってきた。特に高いものを建てれば建てるほどコストがかかる状況。そのあたりを考えながらの判断になるが、すばらしい物を建てていただくことを期待している」

Q. 日本海側でトップクラスとのことだが、具体的な数字は?
「数字は出されてはいたが、これはまだ社内の検討の中でということになると思う。これから変更もあると思う。私からは控えたい」