配達員の不適切なアルコールチェックが明らかになった日本郵便で点検不備による事故です。

福岡県北九州市で9月2日、走行中の郵便局の軽バンからスペアタイヤが落下し、乗用車に衝突していたことが分かりました。

門司郵便局

日本郵便九州支社によりますと、9月2日、北九州市の国道を走っていた門司郵便局の軽バンからスペアタイヤが落下しました。

タイヤはそのまま対向車線に飛び出し、乗用車に衝突したということです。けが人はいませんでした。

日本郵便の社内規定では、車両を運転する前に、スペアタイヤが適切に取り付けられているか確認することになっていますが、十分な点検を行っていなかったということです。

日本郵便をめぐっては、全国の郵便局で配達員の飲酒の有無などを確認する点呼を適切に行わず、さらに点呼したように記録を改ざんしていたことが明らかになっています。

日本郵便九州支社は「適正な点検の実施に取り組んでいく」とコメントしています。