大分県国東市の特産品のオリーブが収穫シーズンを迎え、農園で24日朝、生産者が一つひとつ丁寧に実を摘み取りました。
国東市では、雨が少ない気候をいかして2008年からオリーブの産地化に取り組んでいて、現在およそ50軒の農家が栽培しています。
このうち、国内最大級の38ヘクタールの農園でおよそ4500本のオリーブを栽培する国東クリーブガーデンでは、24日から収穫作業が始まりました。

今年は気温が高く雨が少なかったため、収穫量は去年の半分以下のおよそ2.5トンとなる見込みですが、実は大きく品質もよいということです。
(国東クリーブガーデン・光武慎司さん)「炊き込みご飯や国東の食材であるタコやバジル、トマトと合わせるのがおすすめです。ぜひご賞味ください」
この時期に収穫されるのは新漬け用のオリーブで、渋みを抜いた後 、塩漬けにして販売されます。農園では10月にかけてオイル用のオリーブも収穫されます。