千島付近を移動する高気圧がかなり暖かく湿った空気をもたらし、24日(水)は九州や四国で雨の降り方が強まり大雨になるところもありそうです。
24日午前9時の天気図です。千島の東には高気圧があり、日本のはるか東の海上には台風19号(ノグリー)があります。高気圧の縁をまわる時計回りの風が西日本に暖かく湿った空気をもたらしています。

強い台風19号は、24日正午現在日本のはるか東にあって、1時間に10キロの速さで東に進んでいます。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルです。

台風19号は、来週にかけて日本列島から離れる予想ですが、台風の反時計回りの風が高気圧の風の流れをアシストするような状態になっています。
特に九州では、かなり暖かく湿った空気が流れ込み、四国などを含め大気の状態が非常に不安定になり、この状態が続きそうです。