令和にシールが流行るワケ

それにしても一体なぜ、シールがこんなにも流行っているのでしょうか?

「なんかちょっと“平成”みたいな。Y2K(2000年代)とかが流行っているので、それが魅力」(高1女子)
「小さい頃に買って貰えなかったシールを、いま自分で買えるから。財力を使って“過去の自分を救っている”」(大学生・女性)

さらには、シールを“コミュニケーションツール”として使う人も。

大学生・女性:
「交換するシールの種類によってその人の好みとかも分かるから、コミュニケーションが取れるのが良さかな」

都内に暮らす40代の女性は、8歳と5歳の娘たちとシール交換を始め、今まで以上に親子で会話をする機会が増えたといいます。

8歳の娘:
「いっぱいお母さんとお話もできるし、一人じゃシール交換できないからとっても楽しい」

また、シール交換は“居酒屋”でも。

シール帳を見せあいながらビールで乾杯していたのは、会社員の20代の女性2人組。
仕事の後に定期的に集まり、酒のお供にシール交換を楽しむうちに、より仲が深まったといいます。

定期的に友人とシール交換・20代女性:
「会う機会が増えた。『新しいシールを入れたから会おう~』って」

シールは子どもも大人も夢中になるコミュニケーションツールとして、それぞれの絆を繋いでいます。

(THE TIME,2025年9月22日放送より)