フィリピンの東に新たな熱帯低気圧が発生し、気象庁は24時間以内に台風に発達する見込みと予測しています。
気象庁によりますと、23日午前9時の時点でフィリピンの東に熱帯低気圧があり、今後24時間以内の、24日午前9時までに台風に発達する見込みと予測しています。


▼熱帯低気圧は23日午前9時現在、フィリピンの東(北緯10度55分、東経136度20分)をゆっくりと西北西に進んでいます。中心気圧は1006hPa、最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。
▼24時間後の24日午前9時には、熱帯低気圧は台風に発達してカロリン諸島付近(北緯9度25分、東経133度50分)を西南西に時速15kmで進む見込みです。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sに強まると予想されています。
▼48時間後の25日午前9時には、台風はフィリピンの東(北緯10度50分、東経130度40分)を西北西に時速15kmで進み、中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sとなる見通しです。
▼72時間後の26日午前9時には、台風はフィリピンの東(北緯12度05分、東経126度30分)を西北西に時速20kmで進み、中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sを維持すると予想されています。
▼27日午前9時には、台風はルソン島(北緯13度50分、東経121度05分)を西北西に時速25kmで進み、中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sと予報されています。
▼28日午前9時の予報では、台風は南シナ海(北緯14度55分、東経115度10分)を西に時速30kmで進み、中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は23m/s、最大瞬間風速は35m/sにさらに強まる見込みです。


熱帯的圧の進路は予報時間が経過するにつれて変化する幅が大きくなります。最新の情報は気象庁の発表を確認するようにしてください。