自民党の総裁選が22日告示され、5人が立候補を届け出ました。党の新しい顔を決める論戦に県内でも注目が集まっています。

22日告示された自民党総裁選には、届け出順に、小林鷹之元経済安全保障担当大臣、茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗前経済安全保障担当大臣、小泉進次郎農林水産大臣のあわせて5人が立候補しました。

長野市の県連の事務所では、県内の党員・党友など1万2827人に向け投票用紙の発送作業が行われました。

県連総裁選挙管理委員 山岸喜昭県議:「それぞれの政策をしっかりと聞いていただいて、判断をいただきたいと思っています」
党の立て直しや野党との連携などが争点になるとみられる今回の総裁選。
県連の西沢正隆幹事長は。

西沢正隆幹事長:「衆議院、参議院ともに少数与党という形ですので、必ずしも総裁が総理大臣になるとは限らない。連立を組むだとか部分連合だとか様々な公約を言われている方もいらっしゃいますが、今後の政権の枠組みが非常に注目される」
県内でも論戦の行方に注目が高まっています。
県民は:「物価高でみんな困ってますから、みんなが暮らしやすい世の中をつくってもらいたい」
県民は:「それぞれの候補者が自民党内のことだけに目を向けているような気がして、どなたが選ばれても変わらないと思っている」

県関係の国会議員では、後藤茂之議員が林官房長官の支持を表明していて、去年の総裁選に続き、陣営の選対本部事務総長を務めます。

宮下一郎議員は総裁選の選挙管理委員を務めていることを理由に回答できないとしています。

井出庸生議員は「各候補の主張をよく聞いて、考えを決めていきたい」とXで発信しています。
県内の投票は郵送で行われ、来月3日に締め切られ、4日に県連で開票されます。