能登半島地震の被災地を襲った記録的豪雨から21日で1年が経ち、石川県内の被災地は鎮魂の祈りに包まれました。
2024年9月21日、地震からの復興途上だった奥能登の被災地を線状降水帯による猛烈な雨が襲いました。

28の川が氾濫し、災害関連死を含め19人が死亡。住宅への被害は1900棟以上に上りました。
豪雨から1年となった21日、石川県の馳浩知事は、4人が犠牲となった輪島市の塚田川で黙とうをささげ、早期の復興を誓いました。
石川県・馳浩知事「まだまだ復旧の途中、復興には程遠い現状。一日一日目途を立てて取り組んでいきたい」
県内6か所には献花台が設けられ、訪れた人が犠牲者を悼んでいました。

訪れた人「やっぱり辛い…今でも夢かと思うような日々」「ここで頑張っている人たちがたくさんいるのでそういう人たちの思いが報われて、よりよい町になったらいいなと」