阪神淡路大震災から30年となり、国内外の被災地の知事らを集めた会議が開かれました。

 20日に神戸市で開催された「創造的復興サミット」。「創造的復興」は、被災前よりも“より良い社会”を目指すという兵庫県が掲げる理念で、20日の会議には能登半島地震が起きた石川県の馳浩知事や2023年に大地震があったトルコなど国内外の関係者が参加し、各地の復興の取り組みなどを共有しました。

 (兵庫県 斎藤元彦知事)「被災自治体には、災害からしなやかに立ち上がろうとする人々を支え、民間とともに連携して地域の特性や資源を活かしながら、新たな価値を創造することが求められます」

 斎藤知事は、過去の災害の経験や「創造的復興」の考えを地域の枠組みを越えて広めていくことなどをまとめた「ひょうご宣言」を発表しました。