▽9月20日(土)福岡ソフトバンクホークス(パ1位)vsオリックス・バファローズ(パ3位)/みずほPayPayドーム
5連勝で優勝マジックを「7」としているソフトバンクは終盤戦の山場となる怒涛の9連戦に突入した。
この日の球場では、今年5戦全勝だった鷹祭SUMMERBOOST2025で着用したユニフォームデザインの「カチドキレッドTシャツ」が入場者に無料配布され、スタンドほぼ一周が真っ赤に染まる圧巻の光景が広がる。
ソフトバンクは1回ウラ、オリックス先発の九里から1番・周東、2番・柳町が連打でチャンスを作ると、3番・近藤が初球を振りぬきタイムリー、1点を先制する。さらに、6番・牧原もタイムリーを放ち、この回2点を奪う。
一方、ソフトバンク先発は8月以降負けなし、6連勝中の上沢直之。カーブとフォークボールを効果的に使い、オリックス打線を3回まで1安打に抑える。
ところが4回表、2本のヒットでランナーを背負うと、オリックス5番・若月に6号3ランホームランを打たれ、逆転されてしまう。
それでも1点を追う5回ウラ、3番・近藤がライトスタンドへ、8月29日ロッテ戦以来となる第9号のソロホームランを放ち、同点とする。
勢いづいた打線は6回ウラ、6番・牧原、7番・川瀬の連打から一打勝ち越しのチャンスを迎える。代打・山川はフルカウントからファールで粘るが、最後はショートライナーに倒れる。
先発の上沢は7回109球を投げて3失点でマウンドを後にする。
8回ウラはオリックス4人目のペルドモからノーアウト満塁のチャンスを作るが…代わった5人目の山崎から後続が抑えられ、得点できない。
絶好の機会をつぶしたソフトバンクは9回表、守護神の杉山をマウンドに送るが、制球が定まらず2つのフォアボールとデッドボールで1アウト満塁のピンチを背負う。何とか踏ん張りたい場面だったが、廣岡に勝ち越しタイムリー、代打・杉本には犠牲フライ、2点のリードを許す。
9回ウラ、再び快音を響かせたのは3番・近藤。この日2本目となる第10号のホームランで1点差に迫る。なおも、4番・中村がフォアボールを選び出塁するが…5番・栗原はセンターフライ、6番・牧原もライトフライに倒れ、追加点とはならなかった。
ソフトバンクの連勝は5でストップ、2位の日本ハムが勝ったため優勝マジックは「7」のままとなった。
【試合結果 オリックス5-4ソフトバンク】
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