女子プロサッカー・WEリーグのアルビレックス新潟レディースは20日、新潟県新発田市五十公野公園陸上競技場で、セレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦。けがから復帰したMF滝川結女が決勝点を挙げ、3対1で勝利しました。

強風が吹き荒れる中、前半は風下に立った新潟。
なかなかボールを持つことができませんが、それでも31分には中盤でMF杉田亜未がボールを奪ってスルーパス。反応したFW新堀華波がシュートを放ちますが、クロスバー直撃で、得点を挙げることができません。

すると、35分。中央からMF上尾野辺めぐみが左のDF園田瑞貴にパス。園田がクロスを上げると、ゴール前に飛び込んだのはFW川澄奈穂美! 頭で合わせて先制点を奪います。この得点が新潟にとってのリーグ通算100ゴール目となります。

ゴール後に倒れこむ川澄 駆け寄る新堀

しかし、前半終了の直前でした。コーナーキックからC大阪に押し込まれ、同点に追いつかれます。

風上に立った後半。新潟は、後半スタートから相手陣内でプレーすると、5分でした。コーナーキックからFW山本結菜のボールに合わせたのは、この試合でけがから復帰したMF滝川結女!

ゴールを決めた滝川(中央)

かつて新発田市役所の嘱託職員として働き、愛称は“新発田のアイドル”!
滝川のゴールで、勝ち越しに成功します。

その後もC大阪陣内で押し込む新潟は、35分に右サイドのコーナーキックをFW山本結菜が直接決めて3点目。

新潟は反撃をしのいで、3対1でC大阪を下し、今季ホーム戦初勝利を挙げました。
(画像提供:WEリーグ)

抜群の存在感を見せた山本が直接コーナーキックを沈める