徳島自動車道でトラックと高速バスが衝突し、乗客の女性が死亡した事故で、警察は、死亡したトラック運転手の男性を書類送検しました。

 今年7月、阿波市の徳島自動車道で愛媛県四国中央市の建設会社のトラックと「伊予鉄バス」の高速バスが正面衝突し炎上。トラック運転手の男性(55)とバスに乗っていた松山市の主婦(56)が死亡し、12人が重軽傷を負いました。

 警察は19日、トラック運転手の男性を容疑者死亡のまま過失運転致死傷の疑いで書類送検しました。

 警察は、近くを走っていた車のドライブレコーダーの映像などから、事故の直前にトラックのタイヤが破裂した際、運転手が適切にハンドルを操作せず、対向車線にはみ出したことが事故の原因とみています。