陸上や秋に関する苗字、読めますか?
山内あゆキャスター:
9月19日は「名字の日」です。スタジオにいるNスタのキャスターの苗字だと、一番少ないのは南波さんで、2517位でした。

さて、今は世界陸上が話題ということで、陸上にまつわる珍しい苗字を紹介します。たとえば「陸上」「槍」「七種」「努力」「競」はすべて実在する苗字ですが、それぞれ何と読むのでしょうか?

▼陸上
・読み:くがみ、くがうえ
・全国に約10人
▼槍
・読み:うつぎ、やり
・全国に約40人

▼七種
・読み:さいくさ、ななくさ、なたね など
・全国に約700人
▼努力
・読み:ぬりき
・全国に約10人
▼競
・読み:わたなべ、きそい など
・全国に約260人
「競」さんは、こういう名前の武将がいたことから「わたなべ」と読むそうです。続いて紹介するのは…

▼無敵
・読み:むてき
・全国に約20人(山口、熊本など)
▼記録
・読み:きろく
・全国に約30人(東京、静岡、大阪など)
▼勝利
・読み:しょうり、かつかが、かつとし
・全国に約10人(兵庫、奈良など)

日比麻音子キャスター:
素敵です。この苗字の皆さんに、ぜひ国立競技場に集まっていただきたいですね。
山内キャスター:
でも実況するとき、珍しい苗字の方だと噛みそうになって大変なことはありませんか?
南波雅俊キャスター:
「無敵が来た、無敵が来た~!」みたいな。
日比キャスター:
そういう実況もしてみたいです。
山内キャスター:
最後に、秋にまつわる苗字を紹介します。十五夜ならぬ「十七夜月」と書く苗字は全国に約10人しかいませんが、読み方と由来は何でしょうか?

名字研究家の高信幸男氏によると、十五夜(満月)に願うと2日後の夜にかなうということから、「十七夜月」で「かのう」と読むそうです。